「40フィートハイキューブドライコンテナ」
は国際コンテナ輸送において、最も多く使用されるコンテナです。全長は約12メールで、大型トラックの荷台と同程度のサイズになります。またハイキューブ（背高）タイプのため、スタンダートタイプに比べて、約300mm程度、全高が高くなったおります。現在では、スタンダードタイプより、多くが流通していて、40フィートコンテナと言えば、このハイキューブタイプを指すことが多いのが現状です。

【（背高）ハイキューブタイプ】
このコンテナは、いわゆる背高と言われるハイキューブタイプなので、外寸、内寸とも通常のサイズに比べて全高が約30cm程、高く庫内が広く、容積が大きいコンテナです。庫内へより多くの貨物、荷物を収納できます。

【（新造）ワンウェイコンテナ】
このコンテナはワンウェイコンテナと呼ばれれるコンテナで、コンテナの生産地である中国のコンテナ港から、日本への輸送の一回だけ、貨物を詰めた状態で日本に輸入されたコンテナです。新造コンテナの状態から、一度だけ輸送に使用するため、ワンウェイコンテナは、ほぼ新品（厳密にいえば新古）の状態のコンテナとも言えます。外装、内装、床などに傷や汚れがございますが、一度も貨物輸送に使用しない新造コンテナでも、コンテナ輸送の特性上、完全に外装を無傷の状態で輸送する事は難しく、コンテナには傷や汚れが付くものだと割り切ってしまえばワンウェイコンテナには価格面のメリットがあります。

ドライコンテナ サイズ 等仕様

[備考]
・ISO 668が規定している仕様は外寸、最小内寸、最大総質量となります。（内寸は規定以上の寸法であれば問題ありません。）
・12フィートサイズはISO 668の規定はなく、主に日本国内の独自仕様になります。
・こちらに掲載している仕様は一般的なものです。製造元、仕様、ロット等によって数値は異なりますので、参考値としてご活用下さい。